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日本人がアメリカで取得した最初の特許

投稿日:2025/10/05
日本人がアメリカで取得した最初の特許は、...実は花火です。
明治時代の横浜の花火師、平山甚太(ひらやまじんた)氏がアメリカに出願し、特許権を取得しました。下に示したのがその特許の公報です。全部で3ページあります。
  
公報PDFファイル:US282891A

書誌事項の部分を拡大します。

発明者、平山甚太。発明の名称、Daylight Fireworks(昼花火)。特許番号282,891。特許権登録日、1883年8月7日、明治16年です。
発明の内容は、絵などのデザインが描かれたものを花火玉の中に仕込んでおき、それを上空に浮かべるというもので、今でいう吊物のような花火だと思われます。明示16年というと、日本では特許という概念がまだ普及しておらず、特許の重要性が言われるようになるのはこの出願の後約120年後の2000年代の小泉政権時代です。平山甚太氏の特許を活用した海外ビジネスがいかに先進的だったかお分かりいただけるでしょう。
この特許が取得されたのは明治時代ですが、実は現代につながるエピソードがあります。2010年、日本の横浜でAPEC(アジア太平洋経済協力会議)が開催された際に、オバマ米国大統領から菅直人首相にこの特許の特許証レプリカの盾がプレゼントとして贈られました。菅直人首相が、特許を扱う国家資格弁理士の資格を持っていることに因んだものです。
弊会がUdemyに公開した動画では、この盾を取材した映像とともにこの特許の詳しい説明をしています。是非ご覧ください。
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