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大会趣旨

夏といえば花火。赤色と青色が二重になった花火、ハートマークの花火、予想外な動きの花火…、皆さんそれぞれ色々な花火を見た想い出があることでしょう。ところで、花火は毎年進化しているのをご存じですか?
歴史をさかのぼること約1400年前の西暦600年頃、中国で黒色火薬が発明され、花火文化が始まりました。当初は軍事目的で使われましたが、次第に爆竹文化が生まれ、その後18世紀以降の科学技術の発展で新しい火薬が発明されたことにより色彩が豊かになり、様々な種類の花火が登場しました。
そして現在、花火はデジタル技術によって進化しようとしています。コンピュータを使って音楽とシンクロで打ち上げる花火は、全国各地の花火大会で人気になっています。この新しい打ち上げ方法では、コンピュータの"花火打ち上げソフトウェア"で花火の打ち上げタイミングをプログラミングするのですが、このプログラミングにおいては、音楽と花火をどのように組み合わせるかという演出技術も重要になっています。
一方で、近年は資金や警備などの問題のため花火大会は中止や縮小傾向にあり、花火屋さんは苦境に立たされています。
そこで、前述の"花火打ち上げソフトウェア"を利用して花火文化を盛り上げるべく、本大会を開催することとしました。花火を作るには長い経験と職人技が必要とされますが、コンピュータで創るシミュレーション花火であれば、花火を作った経験がなくても花火の演出作品を比較的に創りやすく、演出センスに優れた人や選曲に優れた人が参加しやすいという特徴があります。もし職人による優れた花火と、センスの優れた曲と、センスの優れた演出が組み合わされば、花火はこれまでの「夏の風物詩」の枠を超えて進化し、花火を打ち上げる機会が増え、ひいては花火文化の発展につながることでしょう。
この大会で優れた演出の花火動画をご覧になって、多くの方に花火に興味を持っていただき、花火文化がさらに発展することを切に願っております。

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