「当会について」を更新。3つの活動方針
投稿日:2023/05/19
弊会は2020年4月に活動を開始しました。2020年4月といえば、COVID-19(コロナウイルス)の世界的な流行が始まり、日本では緊急事態宣言が発令された頃です。その後2年ほど、世界中の花火大会が中止されてしまいましたが、この間、弊会はシミュレーション花火競技大会を開催したり、花火師を講師として招いた花火文化勉強会を開催したりして、できることを1つ1つ進めてきました。
2023年にコロナウイルスの感染がようやく徐々に落ち着いて、花火大会が再開されるようになりました。その一方で弊会には、「コロナ禍が収束して実物花火が再開されていますが、実物花火に対するシミュレーション花火の良さとは何ですか?」と質問を受けることがありました。
この質問に対しては色々な答えがあると思いますが、その1つは「自ら作れる点」だと考えています。シミュレーション花火は火薬類取締法などの法律の制限を受けず、玉数の制限がありません。リアル世界の様々な制限を受けずに、思い描いた花火を表現できるのが大きな魅力だと思います。また大事なのは、実物花火を作れるのは火薬類の取り扱い資格を持つ専門家だけであるということです。一般人にとっては、従来は花火は見て楽しむという受動的なものでしたが、これに加えてシミュレーションで花火を作る、という能動的な楽しみ方が増えたと言えるかも知れません。
ここで改めて、弊会の活動方針を書きます。シミュレーション花火協会は、シミュレーション花火を通じて、下の3つの目標を達成することを目指して活動を続けていきます。
- 花火文化の発展に寄与すること。
- 外出が難しい人達にも花火を楽しんでもらうこと。
- デジタル芸術の文化水準を向上させること。
今後とも弊会に皆様からのお力添えを頂けますようお願い申し上げます。